張家界(Zhangjiajie)は、山の景色が好きなら一度は自分の目で見てみたい場所。「アバターの山」と呼ばれる高くそびえ立つ岩の柱、天門山にぽっかり開いた「天門洞」、そして写真を見るだけで脚がすくむ崖沿いのガラスの遊歩道。見どころはいろいろありますが、ホテルを選ぶ前に、ひとつ知っておいてほしいことがあります。アバターの山と天門山は、実は別のエリアにあるんです。ロープウェイ駅の近くに泊まれば天門山へ行く日は便利でも、アバターの山がある森林公園へは、そこからさらに車で移動する必要があります。どちらも張家界だからといって、歩いて行き来できる距離ではないんですよね。
なので僕は、ホテルを探す前にまず観光の日程を決めることをおすすめします。張家界国家森林公園(Zhangjiajie National Forest Park)に何日入るか、天門山(Tianmen Mountain)にはいつ行くかを考えてから、この2つのエリアに宿泊日を振り分けてみてください。この記事では、武陵源側の公園入口に近いホテルと、市内のロープウェイ駅周辺の宿を予算別にまとめました。山に囲まれてのんびりする夜も追加したい人には、記事の後半で景色のいいリゾートや宿も紹介しています。山を眺めたり、プールで泳いだり、歩き疲れた脚を休めたりするのにぴったり。森林公園と天門山の回り方をもっと詳しく知りたい人は、それぞれの旅行記もあわせて読んでみてください。
張家界で泊まるならどのエリア?
まずは、この2つのエリアを分けて覚えておくと、ホテル選びがぐっと楽になります。ひとつ目は、市内の北側にある武陵源・東門周辺(Wulingyuan–East Gate)。張家界国家森林公園を回る拠点で、袁家界(Yuanjiajie)、百龍エレベーター(Bailong Elevator)、そして多くの人がお目当てにしている岩の柱も、この公園内にあります。もうひとつが、張家界市内・天門山ロープウェイ駅周辺(Zhangjiajie Downtown–Tianmen Mountain Cableway)。天門山へ行く日に向いていて、張家界に到着する日や出発する日にも便利なエリアです。
この2つのエリア間は、出発地点や道路状況にもよりますが、車で片道約1時間を見ておきましょう。隣り合っていて、ちょっと乗れば着くような距離ではありません。だから森林公園を2~3日かけて回るなら、僕なら武陵源・東門周辺をメインの宿泊拠点にします。朝はホテルから入口まで歩いて行けますし、夕方、たっぷり歩いて脚が疲れて戻ってきても、近くでご飯を食べてそのまま休めます。毎日長い車移動で市内へ帰らなくていいのは、かなり助かります。
市内・天門山ロープウェイ駅周辺に泊まるのは、天門山へ行く前後の夜や、飛行機・列車に乗る前後の夜にしてみてください。例えば、武陵源に2~3泊してから市内に1泊する、といった組み方ならわかりやすいです。ただ、この配分にきっちり合わせる必要はありません。天門山だけが目的だったり、森林公園に何日も入る予定がなかったりするなら、自分の日程に合わせて選べば大丈夫。無理にホテルを移動して、余計に疲れることもないですからね。
📌 ひと目でわかる!張家界のおすすめ宿泊エリア
| エリア | こんな人におすすめ | エリアの特徴 |
|---|---|---|
| 武陵源・東門周辺(Wulingyuan–East Gate) | アバターの山が目的で、森林公園を数日かけて回りたい人 | 東門まで歩けるホテルを選べば、朝の入園がスムーズ。入口を通った後は、園内のシャトルバスでその日のルートへ向かえます。 |
| 張家界市内・天門山ロープウェイ駅周辺(Zhangjiajie Downtown–Tianmen Mountain Cableway) | 天門山へ行く日や、張家界に到着・出発する前後の夜に泊まりたい人 | ロープウェイの山麓駅に近いホテルがあり、武陵源側より飲食店やお店も多め。ただし、観光の出発地点はチケットのルートに合わせて確認が必要です。 |
💡 Hashcornerのホテル選びのヒント
- 予約前に、公園のどの入口を使うか確認:この記事で主に紹介している武陵源側の入口は、East Gate、Sign Gate、Biaozhimenといった名前で表記されますが、いずれも同じ側の入口です。ただし、ホテル名に「Zhangjiajie National Forest Park」と入っていても、すべてがこの入口の近くにあるわけではありません。例えばNo.5 Valley Lodgeは楊家界(Yangjiajie)側にあり、利用するのは西門(West Gate)です。先に使う入口を決めてから、その周辺でホテルを探すと迷いません。
- 入口が近くても、アバターの山まで歩けるわけではない:公園入口のそばに泊まると、ホテルから入園までの移動時間は短くなります。ただし、中に入った後は園内のシャトルバスに乗り、ルートに応じて百龍エレベーターやロープウェイも利用します。ホテルから入口までの距離だけで、その日の観光時間を計算しないようにしましょう。
- 天門山へ行く日は、チケットのルートを確認:山の上り下りにはロープウェイやシャトルバスを使い、購入したルートやその時期の運行状況によって出発地点が変わることがあります。市内のロープウェイ駅近くのホテルが便利なのは、自分のルートがそこから始まる場合です。出発前に、チケットに記載された出発地点と時間帯をもう一度確認しておきましょう。「全員が同じ場所でロープウェイに乗る」と書かれた古い旅行記だけを頼りにしないのが大事です。
- ガラスの橋とガラスの遊歩道は別の場所:張家界大峡谷のガラス橋(Zhangjiajie Grand Canyon Glass Bridge)へは、別のエリアまで車で移動する必要があります。天門山の崖沿いにあるガラスの遊歩道とは違う場所で、森林公園の東門から歩いて行けるわけでもありません。それぞれ別の時間枠で観光を組んでおきましょう。
- 鉄道駅の名前はチケットと照合:張家界荷花国際空港(Zhangjiajie Hehua International Airport)は市内側にあります。一方、張家界駅(Zhangjiajie Railway Station)と張家界西駅(Zhangjiajie West Railway Station / Zhangjiajiexi)は別の駅で、高速鉄道の多くは西駅を発着します。ホテル名に「駅近」とあっても、自分が利用する駅のことなのか、もう一歩確認しておきたいところです。
1. 武陵源・東門周辺(Wulingyuan–East Gate)
公園入口の近くに泊まって、アバターの山を数日かけて楽しむ
アバターの山が見たくて張家界へ行き、張家界国家森林公園(Zhangjiajie National Forest Park)に2日以上入る予定なら、まずは武陵源・東門周辺で宿を探してみてください。朝は観光に出やすく、夕方戻ってきてから長い移動をしなくていいのがうれしいところ。ここで紹介するホテルは、塔のように高い入口の建物が目印の東門周辺に集まっています。飲食店やコンビニもあり、宿の価格帯もいろいろ。夜になったら静まり返って、ご飯を食べる場所が見つからない、というエリアではありません。
公園に入ったら、その日のルートに合わせてシャトルバスで移動します。「アバターの山」と呼ばれる岩の柱が集まる袁家界(Yuanjiajie)、崖に沿って一気に上る百龍エレベーター(Bailong Elevator)、また違った角度から山々を眺められる天子山(Tianzi Mountain)など、見どころはいろいろ。森や渓流のそばを歩くのが好きなら、金鞭渓(Golden Whip Stream)もルートに入れてみてください。ただ、これらは公園内に点在していて、すべてを歩いて回れるわけではありません。観光ルートと乗り継ぎはセットで考える必要があります。詳しい回り方は僕の旅行記にかなり細かく書いているので、そちらもぜひ読んでみてください。
そんなわけで、このエリアのホテルを選ぶなら、僕は入口までの徒歩時間をいちばん重視します。何日も公園へ通う旅なら、なおさらです。そのうえで、広い部屋がいいか、プールが欲しいか、ランドリーを使うか、子どもと一緒か、といった条件で絞っていきましょう。下のリストには、庭やくつろげるスペースのあるブティックホテルから、入口への近さが魅力のお手頃なIbisまで揃えています。予算だけでなく、ホテルでどれくらい過ごすかも考えながら選んでみてください。
武陵源・東門周辺のおすすめホテル(Wulingyuan–East Gate)
- ワンランク上のラグジュアリー&ブティックホテル(1泊約900中国元~/約21,000円~):
- FUNGEE S Hotel Zhangjiajie National Forest Park Wulingyuan Sign Gate
中国風の中庭を囲む建物の間に、庭園や水辺が広がるFUNGEE S。公園入口の近くにありながら、ホテルで過ごす時間も楽しめそうな一軒です。山歩きから戻ったら、部屋へ上がる前に庭でひと休みしたり、カフェで何か飲んだりするのもいいですね。客室は約35㎡のダブルルームから、子ども用の小さなテントがあるファミリールーム、テラスと専用バスタブ付きのスイートまで揃っています。観光後にゆっくりお湯につかりたい人にも、ちゃんと選択肢があります。館内にはライブラリー、カフェ、バー、屋外プール、24時間利用できるジムも完備。さらに、日中にひと息つけるアフタヌーンティーやドリンク、夜遅くの小腹にうれしいお粥のサービスまであります。帰ってきて少しお腹が空いても、またお店を探しに出なくていいのは助かりますよね。東門までは徒歩約2~5分。一般的なホテルより少し予算を上げて、便利な立地も、観光後にくつろげる雰囲気も欲しい人に向いています。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Expedia / Trip / Klook
- FUNGEE S Hotel Zhangjiajie National Forest Park Wulingyuan Sign Gate
- 快適さと価格のバランスがいいホテル(1泊約400~900中国元/約9,300~21,000円):
- JI Hotel (Zhangjiajie National Forest Park Wulingyuan Biaozhimen)
何日か続けて森林公園へ行くなら、JI HotelのWulingyuan Biaozhimen店も便利な設備が揃った一軒です。ランドリーに加えて、レインコートや靴乾燥機をホテルから借りられるのも、張家界の旅ではありがたいところ。スーペリアクイーン(Superior Queen)は約25~28㎡で、窓、スマートコントロール設備、お茶セットが備わっています。朝は館内のレストランで食事をしてから公園へ向かえますし、東門までは徒歩約5分。周辺にも飲食店やドリンクのお店があるので、出かけるときも戻ってからも過ごしやすそうです。リゾート並みに予算を上げずに、旅に必要な便利さを揃えたい人にぴったりだと思います。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Trip / Klook
- JI Hotel (Zhangjiajie National Forest Park Wulingyuan Biaozhimen)
- 手頃な価格で泊まれるコスパのいいホテル(1泊約400中国元未満/約9,300円未満):
- Ibis Hotel (Zhangjiajie National Forest Park Entrance)
入口の近さも、お手頃な料金も大事にしたい人に向いているのがこちら。東門までは徒歩約2~5分で、2026年にオープンした新しいホテルです。客室はモダンな内装で、朝食には中華料理のほか、パンなど出発前に軽く食べられるものもあります。24時間利用できるセルフ式の洗濯・乾燥設備があり、ロビーにはひと休みできるバーも。山歩きだけでは運動が足りない人には、ジムまで用意されています。日中はほとんど外で観光していて、夜は入口に近い新しいホテルで休みたい。そんな旅なら、予算を抑えながら希望に合う一軒です。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Trip
- DAYS HOTEL BY WYNDHAM Zhangjiajie Wulingyuan
家族や友人同士で、できれば同じ部屋に泊まりたい人はこちらもチェックしてみてください。トリプルルームやファミリールームに加え、一部のツインルームは約30~35㎡で、ダブルベッドが2台置かれています。中国風の建物には中庭があり、周辺のモダンなホテルとはまた違う雰囲気。上階の朝食レストランからは、公園の入口の方を眺めることもできます。東門までは徒歩約5分で、周辺の飲食店も充実しています。ただし、宿泊者の口コミには、客室の一部に古さを感じたという声もあります。ホテルの新しさより、部屋の広さ、ベッドの数、料金とのバランスを重視する人に向いています。 - Yunqi V Onsen Garden Resort
家族旅行や友人同士の旅なら、こちらも候補に入れたい宿です。客室は約36~38㎡の2人用の部屋から、トリプルルーム、独立したリビングのある2ベッドルームスイートまでさまざま。部屋によってはバスタブやプロジェクターも付いています。共用施設には小さな庭、カフェ、プール、ジム、ランドリーがあり、東門までは徒歩約5~10分です。ただ、ロビーは2階にあり、建物の入口も、通りに面した単独のホテルほどわかりやすいとは限りません。荷物を持って到着する初日は、ドライバーとホテルに降車場所を確認しておくのがおすすめ。入口の前で降ろしてもらえれば、スーツケースを引きながら探し回らずに済みます。
- Ibis Hotel (Zhangjiajie National Forest Park Entrance)




2. 張家界市内・天門山ロープウェイ駅周辺(Zhangjiajie Downtown–Tianmen Mountain Cableway)
天門山観光と、張家界に到着・出発する日に便利
武陵源から張家界市内に戻ると、街のにぎわいもまた違ってきます。ロープウェイの山麓駅周辺には飲食店やコンビニ、さまざまなチェーンのホテルが集まっています。夜に張家界へ到着し、チェックインしてご飯を食べ、翌日の天門山に備えて休みたいなら、このエリアはかなり便利。別の街へ向かう前の、最後の一泊にするのもいいと思います。
このエリアに泊まるいちばんの目的は、天門山(Tianmen Mountain)と、その山腹に大きく開いた「天国への門」とも呼ばれる天門洞(Tianmen Cave)。長い階段が洞窟へ向かって伸び、崖沿いの遊歩道やガラス張りの歩道など、写真で見覚えのある風景も楽しめます。ロープウェイ駅の近くに泊まれば、観光当日の朝に車を呼ぶための時間を取らずに済みます。ただし、チケットの上り下りのルートは必ず確認してください。種類によってロープウェイとシャトルバスを使う順番が違う場合があります。駅の近くにホテルを取っても、実際の出発地点は購入したチケットに合わせる、という点は忘れずに。
山から下りた後も、夜まで楽しみたい人には「72 Qilou(72 Tujia Stilted Buildings)」などのスポットもあります。華やかなライトアップは、昼間の山の自然とはまた違った雰囲気。ただし、ここへは車での移動が必要で、ロープウェイ駅からそのまま歩いて行く場所ではありません。夜はゆっくり終えたい人なら、ホテル周辺でご飯を食べて、そのまま部屋へ戻るだけでも十分です。
つまり市内は、飛行機や列車に乗るまで寝るためだけの場所ではなく、天門山観光にも合う宿泊拠点です。僕なら、天門山へ行く日や、張家界に到着・出発する日に合わせて市内での宿泊を組みます。森林公園を何日も回る間は武陵源に泊まれば、旅の間ずっと市内のホテルに滞在して、毎朝毎晩、長い距離を往復する必要はありません。
張家界市内・天門山ロープウェイ駅周辺のおすすめホテル
- 快適さと価格のバランスがいいホテル(1泊約400~900中国元/約9,300~21,000円):
- Hampton by Hilton Zhangjiajie Tianmen Mountain
このホテルの強みは、天門山ロープウェイの山麓駅の向かい側という立地。翌朝の天門山観光に備えて市内で一泊するなら、とても便利な場所です。通りを渡れば、入口付近まで徒歩約2~3分で到着できます。客室はモダンな内装でデスクがあり、部屋のタイプもいろいろ。ジムとランドリーも備わっています。山から戻った後も、ホテル周辺に飲食店が多いので夕食を探しやすいです。市内での宿泊が一晩だけで、天門山へ行く朝をできるだけ楽にしたい人には、かなり魅力的な一軒。ただし、自分のチケットのルートが、本当にこのロープウェイ駅から始まるかはもう一度確認しておきましょう。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Expedia / Trip / Klook
- Hampton by Hilton Zhangjiajie Tianmen Mountain
- 手頃な価格で泊まれるコスパのいいホテル(1泊約400中国元未満/約9,300円未満):
- Atour Hotel (Zhangjiajie Yongding District Tianmenshan Cableway Station)
部屋でもゆったり座って休める広さが欲しい人に、こちらもよさそうです。スーペリア(Superior)は約30㎡で、冷蔵庫とくつろげるスペースがあります。家族向けには大きなベッドとシングルベッドを組み合わせた部屋もあるので、必ずしも2部屋に分かれて泊まる必要はありません。館内にはライブラリー、ランドリー、ジムも揃っています。ホテルはDianda Plazaという建物に入り、エレベーターは同じ建物内のほかの宿泊施設と共用。Hamptonのような独立したホテル棟ではありませんが、そのぶん、使いやすい広さの客室をより手頃な料金で選べるのが魅力です。建物からロープウェイ駅までは徒歩約5~10分。周辺には飲食店も多く、天門山から戻って何か食べてから部屋へ上がるのも便利です。 - JI Hotel Zhangjiajie Tianmen Mountain Scenic Area Ropeway Station
天門山へ行く前後の一泊にちょうどいい、手頃な料金と使いやすい広さのホテルです。スーペリアダブル(Superior Double)は約26㎡で、窓、テーブル、お茶セット付き。ベッドだけで部屋がいっぱいになる感じではなく、観光から戻って座って休める場所もあります。もう少し広さが欲しい人には、スイートの選択肢も。朝食は中華料理が中心で、ワンタンスープや温かい麺料理を食べてから観光へ出かけられます。館内にはジムとランドリーサービスもあります。所在地はNancheng Jinzuoの4号棟で、ロープウェイ駅までは徒歩約5~10分。JI Hotelには「天門山」と付く似た名前の店舗が複数あるので、予約時は建物名まで照合して、別のホテルを選ばないようにしてください。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Trip / Klook
- Atour Hotel (Zhangjiajie Yongding District Tianmenshan Cableway Station)



張家界で特別な一泊を楽しむラグジュアリー&ブティックホテル
張家界には、公園入口への近さだけでなく、宿そのものの景色や雰囲気を目当てに泊まりたい場所もあります。ここで紹介する2軒は、どちらも武陵源の入口周辺のにぎわいから離れた場所。山や田園風景を眺められ、プールやゆったり座って過ごせるスペースもあります。もう一泊できる余裕がある人や、何日も歩き続けた脚を休めたい人は、旅の一部をこうした素敵な宿で過ごしてみてはいかがでしょうか。
ただし、立地は上で紹介した公園入口近くのホテルとは違います。No.5 Valley Lodgeは楊家界(Yangjiajie)側、Country Retreatsはまた別の田園エリアにあります。どちらも送迎の手配と、観光ルートに合った入口選びが必要です。公園前のホテルとそのまま置き換えて、同じように動けると考えるより、ゆっくり過ごすための一泊として組み込むのがいいと思います。
- No.5 Valley Lodge
公園入口前のホテルから少し離れて、静かに山を眺めながら泊まりたいなら、No.5 Valley Lodgeはプールの景色だけでも候補に入れたくなる宿です。いちばんの魅力は、谷と田んぼを見渡すインフィニティプール。泳ぎながら、目の前いっぱいに広がる自然を眺められます。建物は山の斜面に点在し、木材や石の小道が周囲の景観になじむつくり。道路沿いのホテルとは、雰囲気がはっきり違います。客室にもそれぞれ個性があり、テラスと屋外のバスタブを備えたタイプや、ちょっと変わった宿が好きな人にうれしいツリーハウス(Tree House)も選べます。周囲には田んぼや菜園があり、地元の食材を使うレストランも。ただ、アクセスで覚えておきたいのは、ここが楊家界・西門(Yangjiajie / West Gate)側で、東門側ではないことです。公園入口まではホテルの送迎で短時間で行けますが、利用には事前の予約が必要です。立地に合わせて観光ルートを調整してでも、山あいの宿らしい静けさと景色を楽しみたい人に向いています。観光から戻って、谷を眺めながらぼんやりしたり、ゆっくりお風呂につかったり。もう、それだけで最高ですよね。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Expedia / Trip / Klook
- Country Retreats Zhangjiajie Manson Resort
自然に囲まれて泊まりたいけれど、部屋やデザインはモダンな方が好みなら、こちらもチェックしてみてください。田んぼや竹林、山々の間に低層の建物が配置され、大きな窓とテラスから外の景色を取り込むつくり。部屋で座っているだけでも、周囲の自然を眺められます。Mountain House Twinは約50㎡からで、テラス付き。Linyinタイプの客室にはバスタブもあります。大人数の家族旅行なら、タイプによってはフロアや建物を丸ごと貸し切ることもでき、寝室は分けつつ近くで過ごせます。もうひとつ見逃せないのが、山を望むインフィニティプール。リゾートにはカフェやレストランもあり、野菜や果物の収穫など、季節ごとの体験も用意されています。公園歩きをお休みする日は、ここで過ごしてからテラスへ戻り、のんびり景色を眺めるのもいいですね。ただし、公園の入口や武陵源のお店が集まるエリアへ歩いて行ける立地ではありません。観光に出る日は、使う入口に合わせてホテルと送迎の相談をしておきましょう。個人的には、早朝から公園へ出かけてホテルにほとんどいない泊まり方より、旅の途中でゆっくり休むために選びたい宿だと思います。- 料金を比較・予約 Agoda / Booking.com / Expedia / Trip


最後に、張家界ではひとつのエリアが旅のすべての日に便利とは限りません。森林公園へ行く日、天門山へ行く日、張家界に到着・出発する日を先に並べてから、宿泊先を合わせていくのがおすすめです。森林公園を回る日は東門の近く、天門山の日には市内へ。こうして2つのエリアに分けて泊まる方が、無理にひとつのホテルに滞在し続けるより動きやすいこともあります。往復の車移動に使っていた時間を、山の景色を楽しむ時間に回せるのはうれしいですよね。
